深謝 cordial gratitude 2015 9 22

2015年9月21日の産経ニュース電子版では、このような記事がありました。

 アメリカのケリー国務長官は20日、
内戦が続くシリアなどから難民や移民が、
欧州に押し寄せていることを受け、
世界から受け入れる難民の人数を段階的に増やし、
2017年会計年度には10万人の受け入れを目指すと表明した。
 ケリー国務長官は、難民問題に取り組む強い決意を示し、
大量流入への対応に苦慮する欧州を支援する姿勢を見せた。
(引用、以上)
 難民問題に関しては、
私は、2015年9月5日に、
これは、欧州だけの問題ではなく、
人類全体が取り組みべき「共通の課題」であると書いたのです。
同時に、世界第3位の経済大国である日本も積極的に取り組むべき問題であるとも書きました。
世界第3位の超大国ならば、超大国なりの責任を国際社会に果たすべきです。
 世界最大のキリスト教国であるアメリカにとって、
シリアなどからの難民は異教徒に見えるかもしれませんが、
たとえ異教徒であっても、人道上の理由から、
難民を受け入れるべきだと思います。
 このたびのケリー国務長官の声明は、
超大国の責任を国際社会に表明するものです。
 ところで、世界第3位の超大国である日本は、どうするのですか。
このままでは、日本は、金儲けには関心があるが、負担は嫌がるというイメージになってしまいます。
 日本の場合は、経済の規模では超大国ですが、
国際社会における超大国という地位を得ていないのは、
こうした人類共通の課題に積極的に取り組まないからです。
いくら経済の規模を大きくしても超大国になることはできません。






























































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